先日、結婚後初の一人旅をしてきた。
隣県に1泊だけのプチ旅行。
家族と離れる寂しさもあったけど、久しぶりに自分のペースで自由に動き回れることが、本当に嬉しかった。
夜は、生活感のない場所で、ゆっくり自分に向き合う時間がとれた。
お部屋で一人、小さなノートに自分の心の内を書き出して、すっきり。
特に、ここ数年の自分の成長に目を向けて書いていたら、前向きな気持ちになれた。
(やっぱり仕事をしていないと、ときどき停滞感を感じて不安になる)
今回は、その「自分の成長」についての話を書いてみる。
◇
ここ数年で、一番劇的に成長したのは、「自分の本当の気持ちがわかるようになったこと」だと思う。
要因はいろいろあるけど、かの有名な『嫌われる勇気』を読んだ影響は大きい。
自分は他者の期待を満たすために生きているのではないし、逆もまたしかり。
そういった、「課題の分離」という考え方を知れたのは、目からウロコだった。
◇
自他の境界があいまいな人、はっきりしている人。
どちらも一長一短あると思うけど、私は明らかに前者寄りだった。
例えば、男性から好意を示されると、本当はタイプじゃないのに、相手の期待にこたえてあげたいという気持ちになり、その感情を「好き」と錯覚してOKしてしまい、結局うまくいかなくなる…みたいなことが、過去に何度かあった。
要するに、押しに弱いタイプ。
『嫌われる勇気』を読んでからは、「自分が望んでいることなのか、相手が望んでいることなのか」を区別するよう心がけているので、
だんだん、自分の本当の気持ちがわかるようになってきた。
◇
今では、夫にモヤモヤしたとき、どうして自分は不快な気持ちになったのか、スムーズに言語化できるし、
これから仕事を始めても、自分の意見をはっきり言える気がする。
他人の期待に振り回されていた過去の自分より、そんな今の自分のほうが好き。
ストレスが少ないし、長い目でみれば、そういう人のほうが信用されるだろうし。
これからも、自分に正直に、のびのびと生きていきたいな…と思う。
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